宮城県内を中心に空き家に侵入し、現金や貴金属などを盗んだとして、ベトナム国籍の男4人が逮捕された。
窃盗や住居侵入などの疑いで逮捕されたのは、20代から30代のベトナム国籍の男4人。警察によると、4人は共謀し、今年1月から5月にかけて、宮城県内を中心に空き家に侵入。合計102件にのぼる犯行で、現金やアクセサリー、指輪、金歯など、総額およそ145万円相当を盗んだ疑いがもたれている。
102件のうち、99件が宮城県内、3件が神奈川県内で確認されているという。4人は仕事を通じて知り合ったとみられ、警察の調べに対し、いずれもおおむね容疑を認めている。
犯行の動機について4人は、生活費や借金の返済のためだったなどと話しているという。警察は、ほかにも余罪がある可能性があるとみて、捜査を進めている。