宮城県石巻市では「河北せり」の収穫作業が最盛期を迎えています。
地下水が豊富に湧き出る石巻市河北地区では、江戸時代からセリの栽培が行われていて、「河北せり」としてブランド化されています。
12月18日は、生産者たちがおよそ40センチに成長したセリを、腰まで水に浸かりながら収穫していきました。
今シーズンは秋が短く生育がやや遅れているものの、香りがよく出来は良いということです。
生産者 高橋正夫さん
「この近くはお雑煮にセリは付き物ですから、寒くなっているとセリ鍋もでてくる。みんなでセリを味わっていただきたいと思います」
収穫は2026年2月まで続く予定です。