16日、鹿児島県西之表市の馬毛島の自衛隊基地の工事現場で、作業員の腰から下が土砂に埋まる事故があり、作業員1人が骨盤と大腿骨を折る大けがをしました。

県と九州防衛局によりますと、16日、午後1時半ごろ、馬毛島の電線工事の現場で斜面の土砂が崩れ、配管を埋める作業をしていた作業員1人の腰から下が埋まりました。

作業員は腰に痛みを訴え病院に搬送され、骨盤と大腿骨を折る大けがと診断されました。

命に別条はないということです。

馬毛島では2025年9月にはクレーン船と漁船の衝突事故が、10月には作業員がクレーンのワイヤーで指を切断する事故が起きていて、県は国に事故原因の究明と工事関係者の安全確保を求めていました。

九州防衛局は県からの申し入れに対して「事故原因を踏まえて再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

鹿児島テレビ
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