開店と同時に若い女性たちがなだれ込み、中にも大行列。
お目当ては、2025年一躍ブームを巻き起こした「麻辣湯(マーラータン)」。

「麻」はホアジャオのしびれ、「辣」はトウガラシの辛さを指す中国・四川省のスープ料理です。

ところが、行列ができていたのはコリアンタウンとして知られるJR新大久保駅近く。
実は今、韓国グルメの街のあちこちで麻辣湯を扱う店が急増。
新大久保駅から徒歩5分の範囲を調べると、12店舗がひしめき合っていたのです。

街の景色を変えた麻辣湯ブームは日本の食文化に根付く“本物”なのか。目まぐるしい速さで食のトレンドが移り行く中、麻辣湯はその中心に居続けられるのか。

ブームの火付け役を取材すると意外な答えが返ってきました。