12月17日、北海道札幌市でクマ2頭が目撃されました。
警察によりますと、17日午前11時40分ごろ、札幌市南区白川に住む40代男性が自宅敷地内で除雪をしていたところ、北方向に歩くクマ2頭を発見しました。
男性は「道路の向かいに親グマと子グマを1頭ずつ見た。北側の山の方向へ行った」などと警察に通報しました。
目撃されたのは体長約1.5メートルと約1メートルの親子とみられるクマで、男性との距離は50メートルほどでした。
現場は住宅から約100メートル離れた場所で、これまでのところ被害の報告はありません。
通常、クマは冬になると冬眠に入りますが、何らかの理由で冬眠せず、冬も活動を続けるクマがいます。こうしたクマは「穴持たず」と呼ばれ、食料を求めて人里に出没することがあるため、注意が必要です。
警察は現場付近でパトカーによる警戒活動を続けています。