(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在
◆きょう17(水)の気温
道東やオホーツク海側は、今季一番の冷えこみの所がありました。
最低気温は陸別町で-22.9℃、北見で-20.5℃でした。
日中も、マイナスのままの所が多く、
札幌の最高気温は-1.0℃で、5日ぶりに真冬日となりました。
全道的に、平年に比べ3℃前後も低くなりました。
◆24時間降雪量(午後4時)
道北を中心に降雪がありました。
道内で最も多くなったのは幌加内町で20センチ以上、次いで音威子府村で16センチでした。
札幌は0センチでしたが、路面が凍って、大変滑りやすくなっています。
◆予想降雪量(~あす朝)
西風系の冬型の気圧配置で、
同じエリアで雪が続きそうです。
上川北部や空知地方で、最大20センチです。
札幌市内は、少なく、北区や南区の山沿いで最大5センチです。
◆あす18日(木)の天気・気温
日本海側で雪が続きますが、
降雪量は少なく、多い所で15センチです。
太平洋側やオホーツク海側は晴れるでしょう。
気温は、前日と同じぐらいの所が多く、
真冬並みの寒さが続きそうです。
◆全道の10日間予報 18日(木)~27日(土)
19日(金)から週末にかけて寒さが緩むでしょう。
最高気温は、南西部で10℃以上となりそうです。
全道的に天気が崩れやすくなりますが、降るのは雨で、
20日(土)は、道南で大雨の可能性があります。
21日(日)は、大気の状態が不安定で、雨が強く降る所があり、
夜は湿り雪に変わるでしょう。
道路の雪がとけて、冠水などの心配がありますので、
除雪は、排水溝周りを念入りに行っておきましょう。
来週前半は、強い寒気が流れ込み、日本海側は雪で、路面は凍結しそうです。