福井県が発表した直近1週間に県内の指定医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、2週連続で減少しました。ただ、県は「感染のピークを過ぎたわけではない」とし引き続き感染予防を徹底するよう呼び掛けています。
 
県が17日に発表した12月8日から14日までの1週間の感染症発生状況によりますと、県内39の指定医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、前週より177人少ない1396人でした。特に10代以下の感染が多くなっています。
 
感染者数は2週連続で減少したものの、県内にはインフルエンザ警報が発令されていて、依然として1定点当たりの感染者数は30人を超えています。
  
県は「感染のピークを過ぎたわけでなく、人の交流が活発になる年末年始には感染者数が再び増える恐れもある」として、引き続き手洗いやうがい、部屋の換気といった基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。 

福井テレビ
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