国会は会期末の17日、閉会に伴う手続きが行われ、高市首相は、午後5時20分から記者会見を開く予定です。
額賀福志郎・衆院議長:
衆議院議員の定数削減等に関する法律案は、閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。起立多数、よってその通り決まりました。
午後の衆議院本会議では、与党が提出したものの成立を断念した定数削減法案や、企業・団体献金の取り扱いをめぐり各党が提出した法案などを継続審議とすることが決まりました。
この国会で成立に至らなかった法案について、「廃案」となることを避け、今後も審議を続けるための手続きです。
また、衆議院のすべての党派が参加して選挙制度に関する議論を行っていた協議会が、約1カ月ぶりに開かれました。
定数を削減するかについては各党派で賛否が分かれましたが、選挙制度の在り方について、2026年の春をめどに結論を得る方向性を確認しました。
一方、高市首相は、臨時国会の閉会に合わせて午後5時20分から記者会見を開く予定です。
国会の成果や今後の政権運営について述べる見通しです。