アメリカ向けの輸出額が8カ月ぶりにプラスに転じました。
日米合意でトランプ関税が引き下げられたことが追い風になりました。
財務省が発表した11月の貿易統計で、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、3223億円と5カ月ぶりの黒字となりました。
このうち、アメリカ向けの輸出額は、前の年の同じ月に比べて8.8%増加し8カ月ぶりのプラスになりました。
アメリカ向けでは、自動車輸出額も1.5%の増加となり、輸出台数でも前の年を上回りました。
日米合意で、アメリカの関税が9月に引き下げられた影響が徐々に表れているとみられています。
(フジテレビ経済部)