スマートフォンやカーナビの位置情報の提供などに役立てられる衛星測位システム「みちびき」を搭載したH3ロケット8号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、打ち上げ直前に中止されました。
H3ロケット8号機は、17日午前11時11分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。
しかし、予定されていた打ち上げ時刻の直前になり、カウントダウンが止まりました。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は設備系に異常が発生し、17日の打ち上げは中止したと発表しています。
H3ロケット8号機には、スマートフォンやカーナビなどの位置情報の精度向上などに役立てられ、日本版GPSと呼ばれる「みちびき5号機」が搭載されています。
JAXAはこのあと記者会見を開き、状況などについて説明を行う予定です。