富山県が魚津市で進めていた地下水路の建設工事で,不適切工事が見つかり、県は今後補修工事を行うとともに、業者への処分を検討することにしています。
これは16日県が会見で明らかにしたものです。
それによりますと、2021年に魚津市新金屋地内で行われた浸水被害対策のための鴨川河川改修放水路工工事で、コンクリートをつなぎ合わせる金属製の棒が設計図とは違い、強度が弱く安価な部材が使われていたということです。
今年4月に外部からの情報提供を受け分かったもので、県は17日現地で緊急点検を行い、問題のあった箇所の補修を進めると共に不適切工事の報告を怠ったとして施工した魚津市の朝野工業の処分も検討するとしています。