九州北部地方では10月中旬から降水量が少ない状況が続き県内でも平年の3割近くとなっています。

九州北部地方は10月中旬から降水量が少ない状況が続き平年の半分以下のところも多くなっています。
県内の降水量は10月中旬から約2カ月の間に佐賀で平年の29%、唐津で平年の29%、鳥栖で平年の24%などとなっています。

気象台はこれから1ヶ月程度の間はまとまった雨が降る可能性は低い見込みとしていて農作物や水の管理などに十分注意するよう呼びかけています。

また県によりますと県の東部で利用のある筑後川水系の主要な6つのダムの貯水率はきょう時点で42.7%となっていて、今後、さらに少雨が続いた場合は水源確保が懸念されるとしています。

一方、嘉瀬川ダムなど県が管理する13のダムの貯水率は16日時点で70.7%となっています。

雨が少ない状況が続いていますが、17日は暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になる見込みです。
県内は17日の朝から昼過ぎにかけ落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。

また、暖かく湿った空気の影響で県内はクリスマスのころまで季節外れの暖かさが続きます。

こちらは今夜からの暖気の予想です。
南から暖かい空気が入り続ける見込みです。
県内の17日の予想最高気温は16℃で、20日の土曜日には、平年を10℃ほど上回る18℃の予想となっています。

記録的な高温は25日の火曜日ごろまで続きその後はこの時期らしい寒さになる見込みです。

サガテレビ
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