宮崎県日南市・南郷漁協所属の竜喜丸が、近海かつお一本釣り漁業で3年連続漁獲高日本一となりました。
竜喜丸の船頭をはじめ関係者が、河野知事に日本一達成の喜びを報告しました。
県庁を訪れたのは、竜喜丸の日高陽祐船頭や南郷漁協の元浦亮組合長など4人です。
竜喜丸は近海カツオ一本釣漁業で年間漁獲高が約6億5300万円を達成し、3年連続日本一となりました。
(河野俊嗣知事)
「他所には内緒の秘訣がある?」
(竜喜丸 日高陽祐船頭)
「一生懸命やるのみですね」
2月に始まった漁は、船のメンテナンスもあって例年より1カ月早く10月に終えました。
今年はカツオ漁は不漁と言われましたが、2位と5000万円以上の大差をつけての日本一です。
(南郷漁業協同組合 元浦亮組合長)
「浜が活気がある。日本一という数字を聞くと」
日高船頭は今年は黒潮の蛇行が原因で、漁場に変化があったと振り返ります。
(竜喜丸 日高陽祐船頭)
「(今年は)三陸沖にカツオが全然いなくて、早めに7月くらいに九州に帰ってきて漁をしたのがよかった。一航海一航海一生懸命やって4連覇できたら」
22人いる船員たちは、漁具の手入れなどをしながら来年2月からの漁に備えます。