世界王者が子どもたちと交流です。ストリートダンス・ブレイキンの世界選手権で優勝し、パリオリンピックにも出場したシゲキックスさんが、長野市の小学校を訪問し、ダンスで子どもたちと触れ合いました。
アクロバティックなダンスを披露したのは、ブレイキンの「Shigekix(シゲキックス)」こと半井重幸さん(23)。
2024年のパリオリンピックで4位となり、12月13日の世界選手権では世界王者に輝きました。
ブレイキンを通じ、挑戦することや個性を認め合うことなどの大切さを広める全国ツアーの一環で、12月16日、長野市の緑ヶ丘小学校を訪れました。
Shigekixさん:
「ブレイキン生で見たの初めての人?」
講演で語ったのは、目標を達成するために心がけていることです。
Shigekixさん:
「頭の中で想像してください、理想の自分。今想像したこの瞬間、夢・目標の達成に向かって一歩前に進みました。1つ目が『イメージする』。2つ目が『計画を立てる』。そして3つ目が『それを話す』」
続いては、ダンスの体験会。姉で全日本女王のAYANEさんも参加しました。
基本の動きを学んだあとは、音楽に合わせて踊ります。
3年生:
「はじめはできるか心配だったけど、意外とできた。(また)やってみたい、楽しかったから」
最後は、円になって1人ずつ踊る「サイファー」。ダンス経験者も未経験の人も思い思いにダンスを披露し盛り上がりました。
4年生:
「Shigekixさんも、挑戦とか、ちゃんとしないとダメ、みたいなこと言っていたので、挑戦してみようと思いました。ちょっと恥ずかしかったんだけど、みんなに『かっこよかった』って言ってもらってよかった」
Shigekixさん:
「目いっぱいブレイキンの初挑戦を楽しんでくれている表情や姿がすごく印象的で、来てよかったなという気持ちでいっぱいです。今、頑張っているスポーツだったり、夢・目標に向かって、少しでも背中を押せるような機会になっていたらいい」