大阪市の会社が高齢者施設用に開発した新製品の発表会。
大阪・関西万博のヘルスケアパビリオンで、注目を集めた「ミライ人間洗濯機」を改良したものです。
【サイエンスホールディングス・青山恭明会長】「高齢化社会に対して私どもが役に立っていかないといけない。ミライ人間洗濯機の社会実装版の介護施設用」
新モデルでは、これまでの卵型の形状から細長の「風呂」の形に。
側面の扉から出入りできるため、高齢者が入浴する際に転倒するリスクを下げることができます。
また浴槽につかるだけで汚れを落とせるため、職員の負担も軽減できます。
【サイエンスホールディングス・青山恭明会長】「まさに洗うという作業がなくなって1人が見守っているだけでいいという形になるので、人手不足の解消、そして労働力の軽減に大きく寄与ができると思っています」
すでに注文を受け付けていて、価格は1つ145万円(工事費別)。来年3月からの出荷を予定しているということです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月16日放送)