ニセ電話やSNSによる詐欺被害を防ごうと、今年最後の年金支給日となった15日、福岡市で警察が高齢者などに注意を呼びかけました。

福岡市早良区の銀行では、警察官が高齢者などに対しニセ電話詐欺やSNSを悪用した詐欺が多発しているとして、注意を呼びかけながらチラシを配布しました。

またニセ電話やアポ電詐欺の半数以上は国際電話によるものだとして、店内では国際電話の利用を休止する手続きを警察官がサポートしました。

◆早良警察署 生活安全課 柴田隆課長
「(年金支給日で)高齢者の方は少しお金が入ると思うので、(電話で)お金の話、これは全て詐欺と思っていただきたい」

県内のニセ電話詐欺の被害額は10月末時点で44億円を超え、去年の同じ時期と比べて3倍以上増えていて警察が注意を呼びかけています。

テレビ西日本
テレビ西日本

山口・福岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。