福岡県北九州市は16日、テレビが見られるカーナビなど計60台がNHKの受信契約漏れになっていたと発表しました。
市によりますと、全国の自治体でNHK受信契約漏れが判明していることを受けて6月から調査をした結果、テレビ視聴可能なカーナビ40台、ワンセグ対応携帯電話など5台、地上波テレビ15台の計60台が未契約となっていることが分かりました。
未契約の期間は最長で2010年度からの16年間に及び、金額は約536万円に上るということです。
市は年度ごとに受信料支払いのために受信機の台数を確認していますが、一部の部署で契約が必要な受信機について認識が不十分だったということです。
市は再発防止のため、今後、毎年度の台数確認の際に計上漏れがないように周知徹底するとしています。