13日に続き、14日も各地で厳しい冷え込みになりました。
2025年の師走も間もなく後半戦。
新年に向けた準備もピッチが上がっています。
初日の出の名所として知られ、2025年の元日も多くの人が訪れた大分県の豊後二見ヶ浦。
新年まで2週間余りとなった14日、夫婦(めおと)岩にかかる「大しめ縄」の張り替え作業が行われました。
地元の中高生など約400人が参加し、長さ約65メートル、重さ2tほどの大しめ縄を編み上げていきました。
全員で力を合わせて運び、夫婦岩の間に渡していきます。
参加者からは、「私たちが作ったしめ縄が元日にみんなが見てくれると思うとすごく気持ちいい」「感動するっすよね、日本だなという感じ」といった声が聞かれました。
張り替えが終わった大しめ縄。
12月24日から2026年の1月4日まではライトアップもされるということです。
新年の準備は高知市の神社・潮江天満宮でも。
2026年の干支・午(うま)の描かれた絵馬を、一つ一つ丁寧に手作業で取り付けています。
作っていたのは魔よけや開運を願う正月の縁起物「破魔矢」。
2026年がより良い1年になるよう、矢に鈴や短冊などを取り付けていました。
潮江天満宮には正月三が日で約19万人の参拝客が訪れるということです。
14日は西日本などでは晴れ間が出ましたが、関東や東北では冷たい雨や雪が降りました。
そんなあいにくの天気の中、埼玉・所沢市にある屋内スキー場「狭山スキー場」は多くの人でにぎわっていて、子供たちもそり遊びを楽しんでいました。
ゲレンデの中から隠されたボールを探す「雪上宝探し」や、サメや恐竜の着ぐるみを目掛けて雪を投げる雪合戦など、様々なイベントも行われています。
「子どもが東京にいると雪を楽しめないので、いっぱい雪でたくさん楽しい思い出が作れるように帰りたい」といった声が聞かれました。