地震の影響で損傷が見つかった青森・八戸市の鉄塔について、14日、修復に向けた資材の搬入が開始されました。
8日夜に八戸市で震度6強を観測した地震に伴い、損傷し倒壊の恐れがある鉄塔の修復作業に向け、NTT東日本は14日午前10時から足場用の木材など一部資材の搬入を開始しました。
NTT東日本と青森県の担当者らは13日、3週間から1カ月かかるとしていた修繕の工事期間について、1日でも早い復旧を目指しスケジュールの見直しを決めていました。
近所の住民からは「(搬入されて)早い対応でうれしいです。(規制を)早く解除してほしいと思っていたので」といった声が聞かれました。
鉄塔の周辺では国道45号が通行止めとなっているほか、住民48世帯に避難指示が出るなど、生活に大きな支障がでています。