SNSで知り合った相手からウソの株投資に誘われ、愛媛県四国中央市の会社役員が4570万円をだまし取られました。警察は被害届を12日に受け、SNSを使った投資詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは四国中央市に住む会社役員の男性(50代)です。
警察によりますと、男性は今年9月中旬に携帯電話でSNSを使用中、実在する経済学者を名乗る相手の「優良株を無料で教える」などとした投稿をきっかけに、別の投資の学習グループに招かれ、情報を得るようになりました。
そして10月に香港の短期投資銘柄の話題になり、「最大300%の利益を得た」などとウソを伝えられ、実在するアメリカの証券会社のニセのサイトに登録。10月22日から11月5日までに、指定された口座へインターネットバンキングで2070万円を送金しました。
このサイト上で資産が1億6000万円まで増えたように表示されたあと、ニセのサイトの関係者を装う相手から「口座が凍結された。解除にが送金が必要」とでっち上げられ、11月22日から26日の間に2500万円を送金し、あわせて4570万円をだまし取られました。
男性は金融機関から「送金した口座は詐欺に使われている」と連絡を受け、被害にあったことに気づきました。
警察はSNSを使った投資詐欺事件として捜査。一度も会ったことがない相手から投資などのもうけ話をされたら、詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。
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