愛媛県でも人手不足が課題になっている宿泊業に興味を持ってもらおうと、松山市の観光地・道後で１１日、大学生がホテルの仕事を体験しました。
大学生：
「失礼いたします。こちらお肉料理です。マデラソースでお召し上がりください」
「道後山の手ホテル」で行われたのは、愛媛県内の大学生を対象にホテルの仕事の体験イベント。県と道後温泉旅館協同組合、単発のアルバイトをアプリで仲介する企業が企画しました。
狙いは観光・宿泊業の人手不足が課題になるなか、業界に興味を持ってもらうこと。大学生たちは、ホテルのスタッフから料理の提供やベッドメイキングなどのレクチャーを受けながら「おもてなしの心」を学び、宿泊業で働くイメージを膨らませました。
大学生：
「宿泊業今まで全く知らない分野だったんですけど、すごく魅力的で多くの人の役に立つ仕事なんだなと気づきました」
山の手リゾート飲料部・栗原栄治マネージャー：
「十数年前に比べて働き手が少なくなったのは、ここ数年で痛感しています。人材は非常に大切になってくると思う」
主催者は今回のイベントが「大学生がアルバイトや正社員として、将来働くきっかけにつながれば」としています。
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