牛を数百頭を肥育し、おおいた和牛として販売していた大分県杵築市の肉用牛生産業者「匠牧場」が大分地裁に民事再生法の適用を申請したと12日、帝国データバンク大分支店が発表しました。負債額は約9億5000万円に上るとみられています。

帝国データバンクによりますと匠牧場は2006年4月に創業し、2016年10月に法人改組された肉用牛生産業者です。杵築市山香町の山あいに大型牛舎3棟のほか、豊後高田市に牛舎を構え、メス牛を中心に数百頭を肥育し、種雄牛の血統を引き継ぐ「おおいた和牛」として販売していました。

テレビ大分
テレビ大分

大分の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。