部活動の地域移行について、課題や方針を話し合う検討委員会が開かれました。
部活動改革検討委員会は、宮崎県スポーツ振興課が開き市町村の教育委員会や地域クラブの運営に詳しいアドバイザーなどが出席しました。

学校での部活動は、少子化や教員の働き方改革で、地域によっては存続が難しくなっています。
11日は、部活動の今後の方向性について意見を交わしました。

小林市の場合は部活動は平日は学校で、休日は年15回、地域活動として行われている状況などが報告されました。

(小林市学校教育課の担当者)
「指導者と財源の確保というところが大きな課題となっています」

また地域に移行した後も、継続して活動できる受け皿づくりが必要だとして、具体的な課題などを話し合いました。

(県スポーツ振興課 児玉健副主幹)
「地域に展開することで、自分のやりたいもの、ニーズに応えられる可能性が非常に高くなる。それが将来スポーツに携わる可能性を広げることにつながると思っています」

今年度は、小林市と宮崎市、えびの市で実証事業が行われています。
来年度からは改革実行期間に入り、2031年度の部活動の地域展開を目指すことにしています。

テレビ宮崎
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