小泉防衛相は12日朝、アメリカのヘグセス国防長官と電話で会談し、「中国の行動は緊張高める」として、深刻な懸念を表明することで一致しました。
小泉防衛相:
ヘグセス米国防長官との間で、中国の行動は地域の平和と安定に資するものではなく、地域において緊張を高めるいかなる行為にも深刻な懸念を表明するとともに、日米間で緊密に意思疎通し連携していくことで一致した。
中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射や、中国とロシアの爆撃機による共同飛行などについて意見交換した小泉防衛相とヘグセス長官は、日米が連携していくことで一致しました。
また、年明けに小泉防衛相が訪米し、対面での日米防衛相会談を行う方向で調整することになりました。
小泉防衛相は電話会談後の会見で、「国際社会に対して我が国の立場や考えを適時適切に説明・発信していく」と強調しています。