地震の影響で閉鎖していた青森・むつ市にある総合病院では、12日から入院病棟の一部が再開します。
「むつ総合病院」前から、FNN取材団・山本修平記者がお伝えします。
むつ総合病院では、地震の影響で入院患者の一部が転院していましたが、12日から病棟の一部が再開し午前から救急車で戻ってくる患者の姿が見られます。
8日に震度5強を観測したむつ市にあるむつ総合病院は、地域医療の中枢を担っていますが、地震の影響でスプリンクラーが破損し浸水被害に遭うなどして、入院患者36人が県内の他の病院への転院を余儀なくされました。
その後、病院の職員などにより復旧作業が急ピッチで進められ、12日から一部の入院病棟と中止されていた手術も再開されました。
通院する人は「総合病院ここにしかないからね。(再開して)助かったんじゃないかね、入院している人は」と話します。
全ての入院病棟は18日に再開される予定です。