2025年も残すところ1か月を切り、正月を迎える準備も進んでいます。
島根県邑南町では、正月用の門松作りが最盛期をむかえています。
近年は見かけることが少なくなった正月の「門松」。
邑南町にある障害者支援施設「愛香園」では門松づくりが最盛期を迎え、施設の利用者や職員など合わせて20人が作業に追われています。
材料の竹や松、南天は11月中旬に近くの山で採取、葉牡丹などは施設で栽培しているものを使います。
門松は、高さ150センチの大と90センチの小の2種類で、土台作りから飾り付けまで全て手作業。
1対ができあがるまでに2時間ほどかかるということです。
愛香園のスタッフ:
右と左が揃う様に正面から見てきれいに見える様にしています。
施設によると、以前に比べ注文は減っていますが、市販の物より安く見栄えも良いとリピーターも多く、2025年は県内をはじめ、広島からの注文に応じ、大小合わせて90対を作るということです。
施設での門松作りは12月末ごろまで続きます。