12月10日夜、長野県伊那市の中心部で住宅など少なくとも3棟が焼ける火事がありました。火元の住宅の男性は「電気ストーブを使っていて、近くのものに火がついた」と話しているということです。
(リポート)
「伊那北駅近く火災が発生しています。数軒に燃え広がっています」
火事があったのは伊那市山寺の住宅です。
10日夜10時過ぎ「建物から煙が出ている」と通行人から消防に通報がありました。
現場はJR伊那北駅の東側の住宅街で、隣の住宅など少なくとも2棟に延焼しました。
火元の住宅の男性が顔にやけどを負って病院に搬送されましたが軽傷ということです。
救助した男性:
「最初、火はかすかにしか見えなかったので、よくわからなかったが、中から住人が出てきたので、助けるのに必死だった」
警察によりますと、男性は「電気ストーブを使っていて、近くのものに火がついた」と話しているということです。
火は約7時間後の11日午前5時半に、ようやく鎮火しました。
火事の影響で、JR飯田線は、伊那市駅と北殿駅の間で1時間にわたって運転を見合わせ、約20人に影響したということです。