愛媛県今治市で11月に起きた住宅火災を巡り、火の消し止めを確認したあとに再び出火し延焼にまで発展したことを受け、市の消防本部が、火を消し止めたあとも隊員やポンプ車を一定時間、待機させる対応をとっていることが4日までに分かりました。

この火事では今治市別名で11月23日に住宅が燃え、消防が火の消し止めを確認した約2時間後に再び出火。この影響で住宅は全焼し、両隣の住宅2棟にも延焼しました。

この火災を受けて今治市の消防本部は当面、火の消し止めが確認されたあとも一定時間、初期消火が可能な隊員とポンプ車1台を現場に配置して対応。4日に起きたアパート火災では、火の消し止めの確認から12時間以上、3人以上の消防隊員とポンプ車が現場に待機し警戒に当たったということです。

市の消防本部は、11月の火事では消し止めらられたとした火が再燃した可能性があるとみて、最初の判断が適切だったか検証を進めていて、「残り火の処理の徹底と、火を消し止めたあとの現場の警戒で再発防止に努めたい」としています。

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テレビ愛媛
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