米軍の大型ヘリコプターの窓が宜野湾市の普天間第二小学校に落下した事故から13日で8年となるのを前に、学校では11日に事故の記憶を継承する集会が開かれました。

2017年12月13日、普天間第二小学校の運動場に、米軍のCH53Eヘリコプターから重さ8キロの窓が落下しました。

当時、運動場では体育の授業が行われていて、一歩間違えれば大惨事となっていました。

学校では11日、各クラスに分かれて事故の記憶を継承する集会が行われ、児童たちは当時の映像などを見て、自分自身で身を守るためにできることについて意見を交わしました。

多和田一美校長は事故当時、6年生の担任でした。

普天間第二小学校 多和田一美 校長先生:
(当時)この状況に大人も慣れすぎてしまっていた。あのときは怖くて悔しくてという気持ちが多く湧いてきた。当時大変だった、可哀想だと思うことも大事なことなんですが、自分事として自分の身を守る子になってほしいという願いで集会を作っていきました

小学校周辺ではきょうも轟音とともに、米軍機が上空を飛んでいました。

沖縄テレビ
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