福岡県内でインフルエンザの流行が広がっています。

県によりますと7日までの1週間に県内の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は7998人で、定点あたりでは65.56人となり、前週の1.34倍となっています。

県内では11月27日に、定点当たり30人の基準を超えたことから「警報レベル」になったと発表しましたが依然として流行が広がっていて、小中学校などでは学級閉鎖が相次いでいます。

インフルエンザウイルスの新しい変異株「サブクレードK」が流行の原因となっている可能性があるとの指摘もあります。

また、感染した子供が、薬の種類や服用したかどうかにかかわらず、急に走り出したり部屋から飛び出したりするなどの異常行動も報告されているということで、発熱から最低2日間は注意深く見守り、ベランダに面していない部屋に寝かしたり玄関や窓のカギをかけるなどの対策を取ってほしいとしています。

年末年始の時期を控え人と集まる機会も増えることから、県は手洗いやせきエチケットを含むマスク着用、換気など基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。

テレビ西日本
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