京都府綾部市で、クマと遭遇した場合の対処法などを小学生たちが学びました。
京都府北部にある綾部市では、ことしに入ってクマの目撃が56件あります。
こうしたなか、物部小学校では10日、専門的な知識を持つ市の職員を招いてクマに関する講習会を開きました。
講習では、児童たちがクマに遭遇した際は背を向けずゆっくりと後ろに下がることや、クマに襲われた際に取る姿勢などを学びました。
【講習を受けた児童】
「色んなところで(クマが)出ていると聞いたので、遊びに行くときとかもクマ鈴をつけて、早めに帰るようにして対策をしたい」
小学校では、近くでクマの目撃情報があったことから、マラソン大会のコースを変更するなどの影響も出ているということです。