12月8日夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震の影響で、岩手県内では道路や建物などへの被害が出ています。
増子智絵美記者
「軽米町の町道です。地震の影響で亀裂が生じ、こちらは数10cmの段差ができてしまっています」
12月8日の地震で震度5強を観測した岩手県軽米町では、青森県に接する晴山地区で道路や建物に被害が出ています。
地元消防団の詰め所と住民が使う集会所では窓ガラスが割れたり壁が剥がれ落ちる被害が発生し、10日は町の職員などが住民とともに状況を確認しました。
職員は建物の基礎の部分にも亀裂が入っていることを確認し、建て替えも検討しなければならない状況だということです。
軽米町総務課 福田丈幸さん
「（消防団の詰め所）建て替えに近い形になるのかなと。今後の方向性は、金額を見たうえで判断せざるを得ない」
地元の消防団の福田喜代志副団長は、「年内（の修繕）は無理。まずは片づけることを優先にしたい」と話していました。
