12月10日、北海道芦別市で子グマ1頭が目撃されました。クマはその後、市の職員らによって爆竹で追い払われました。

 子グマが現れたのは芦別市西芦別町の資源ごみ回収会社の倉庫です。

 警察によりますと、10日午前9時40分ごろ、男性従業員が倉庫で作業中、体長約50センチの子グマ1頭が侵入してきたということです。

 男性従業員は「犬みたいなやつが入ってきた」と別の従業員に連絡。

 その後、その従業員が「いま目の前にクマがいる」と警察に通報しました。

 子グマはすぐに倉庫を出て、男性従業員にけがはありませんでした。

 駆けつけたハンターや市職員が会社付近でうろつく子グマを発見。爆竹を鳴らして西側の山の方へ追い払いました。

 敷地内には空き缶などはありましたが、食べ物はなかったということです。

 現場付近では7日にもクマの目撃情報があり、警察が注意を呼び掛けています。

北海道文化放送
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