人や物の流れが活発になる年末年始を前に安全の徹底を図ろうと10日、福岡県北九州市で運輸局の職員などがフェリーに乗り込んで安全点検をしました。
北九州市の新門司港に停泊するカーフェリー「しまんと」には九州運輸局と門司海上保安部の職員計14人が立ち入り点検を行いました。
九州運輸局では毎年利用者が増えるこの時期にフェリーや鉄道、バスなどの安全に関する総点検を行っていて、10日は消火設備や救命胴衣の保管状況などを確認しました。
◆九州運輸局 福岡運輸支局 中村浩美 次長
「年末年始は人流そして物流が非常に多くなる季節になりますので、こうした点検を通して安心してご利用いただけるのではないかと思っています」
九州運輸局ではほかのフェリーや旅客ターミナルでも点検を行うほか、海運業者などにも自主的な点検を呼びかけています。