情報漏えい問題をめぐって兵庫県の斎藤元彦知事の給与を減額する条例案が、再び継続審議となる可能性が高まりました。
兵庫県議会では当初、斎藤知事の疑惑を告発した元幹部の私的情報が漏えいした問題を受け、知事の給与カットの幅を従来の「3割」を「5割」へと増やす条例案が、修正のうえで可決される見通しでした。
しかし斎藤知事が「内容は変わらない。技術的修正だ」と繰り返し発言したことに最大会派の自民党が反発し、継続審議の姿勢に転じました。
【兵庫県・斎藤元彦知事】
「議会側にもいろんな受け止めがあると思います。最終的には議会側が今回の議案について、どのように判断されるかということだと思います」
条例案は引き続き「継続審議」となる見通しです。