年間で最も血液が不足するこの時期に、来春卒業を控えた専門学校生たちが、社会貢献の一環として卒業記念の献血を行いました。
献血を行ったのは、広島市中区にある専門学校の学生たちです。
今年で42年目を迎える「卒業記念献血」は、社会貢献を目的として来年3月に卒業する学生を中心に、学校が献血の場を設ける伝統の行事となっています。
この時期は1年で最も献血者が少なくなる時期で、これを機に学生が同世代に献血を呼びかけるなど若い世代の関心が高まることも期待されています。
【献血した学生】
「出前で来てくれるっていうのは機会としてありがたいですし、血液不足が解消できるのではないかと思います」
広島県では、1日あたりおよそ330人分の献血を必要としていて、県赤十字血液センターは、特に若い世代の新規献血者の増加を目指しています。