「乾杯!」
大和証券が実施した「DC FEST Tokyo」。
テーマは、国の垣根を越えて企業の合併や買収を行うことを意味する「クロスボーダーМ&A」。
今回は、国内の上場企業の関係者や海外企業、さらに大和証券のトップバンカーも加わり、交流会などを実施しました。
参加した企業は …
参加者:
新しい領域に出ていくことによって、その領域の新しいお客さんをつかむと。これ時間をかけてやろうと思えばできるが時間とお金が自力でやるとかかるので、M&Aで一気に取りにいくのが一番大きいポイント。
グローバル市場への進出や多様な価値の創出など、様々なメリットを生み出す「クロスボーダーM&A」。
株式会社レコフの調査によると、2024年、国内で成立したM&Aの件数は、2023年から17.1%増え、4700件にのぼりました。
このうち、「クロスボーダーM&A」は、日本企業が買い手の「IN-OUT」で665件、外国企業が買い手の「OUT-IN」で333件とそれぞれ、増加しています。
大和証券担当者:
トランプ関税も見通しが出てきて金利も下がったのもあり、M&Aの取引は回復基調にある。日本企業のM&Aの傾向は引き続き拡大していくと思う。
大和証券でも、2024年度のM&A関連の売上げが589億円と過去最高を記録。
この流れをさらに加速させるため、これまでに培ってきたノウハウを武器に、「クロスボーダーM&A」を視野に入れる企業の橋渡しを担っていきたい考えです。
大和証券担当者:
大和証券グループでいうと、2030年に、M&A関連の売上げ700億円を目標にしているが、日本の企業の成長戦略に少しでも貢献したいと考えている。