県内の6つのブロックから選ばれた警察官が2人1組で、犯罪の予防や容疑者の検挙のために行う職務質問の技術を競う大会が開かれました。
曽於警察署の森泰隆警部補と橋口哲平巡査は、普段は曽於市内の別々の交番に勤務していますが、この大会に向けて2人で練習を重ねてきました。
警察官に声をかけられ興奮している不審者役を落ち着かせようと、2人はまず名前を名乗り、職務質問を始めます。
2人は優しい口調での声かけや笑顔で対応しながら話を聞き出そうとします。
今後の警察の活動に影響が出るとして、撮影が許されたのは1チームの持ち時間20分のうち1組目の冒頭の3分だけでした。
9日は県警の職務質問技能指導官を前に、ブロック予選で選ばれた県内6つの警察署の2人1組の出場者が職務質問の目的である犯罪の予防や捜査、犯人の検挙までの技術を競いました。
曽於警察署・橋口哲平巡査
「ちょっと見落としがあったので、今後はそういう所まで見ていけるように活動したい」
曽於警察署・森泰隆警部補
「(職務質問に)ご協力いただくので、最後に『ありがとうございました』とお礼を述べて次につなげられるように声をかけている」
9日は取材した曽於警察署が優勝したということです。