沖縄の豊かな海を守りサンゴ礁の減少を防ごうと、東京池袋の水族館で育てられたサンゴが恩納村の海に植えつけられました。
2日、恩納村の海を訪れたのは東京・池袋にあるサンシャイン水族館のスタッフです。
サンシャイン水族館は2006年から恩納村と協力してサンゴの保全活動に取り組んでいて、採取したサンゴを東京の水族館で展示しながら育て、増やした苗を恩納村の海に返しています。
今回、新たに5本のサンゴの苗を植え付けました。
サンシャイン水族館飼育スタッフ 三田優治さん:
恩納村のサンゴができるだけ増える、ひとつの助けになれないかなと活動しております
2024年は海水温が高く、沖縄本島の一部のエリアでは90%以上のサンゴの白化が確認されています。
サンシャイン水族館飼育スタッフ 三田優治さん:
今年は白化はしているけれども比較的軽度な白化で、その後また褐虫藻が戻ってきて、白化が戻ったサンゴだったりとか、生き延びているサンゴが多く見られました
サンシャイン水族館では、白化に耐えたサンゴを分析するなどして、今後も未来にサンゴをつないでいくため保全活動を続けていきます。