雪深い岐阜県飛騨地方の冬を彩る正月飾り「花もち」づくりが、高山市で最盛期を迎えています。

 飛騨地方に伝わる伝統的な正月飾り「花もち」は、冬の枯れ枝に巻き付けた紅白の餅を花に見立て、雪深い飛騨の冬を華やかに彩ったのが始まりとされています。

 高山市江名子町にある工房では、つきたての餅を薄く伸ばして短冊状にし、ヤナギやウメなどの枝に手際よく巻き付けていました。

 高さ20センチほどの家庭用から、ホテルなどに飾られる2m超の特注品も作られます。

 作業は12月下旬まで続きます。

東海テレビ
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