鉄道の魅力を熱くお伝えする野川キャスターの「てつたま」です。
先日はひろでんの日の様子をお伝えしましたが、広電に続いてこちらもてつたまでは恒例ですね。アストラムラインまつりです。
それでは…

【野川アナ】
「さあ!ということでやってきました、アストラムラインまつりということで。もう後ろでたくさんお客さんがいろいろ、お昼時…そうなんですよ。お昼時になってしまいました。午前中からもちろんアストラムラインまつりは始まっていたんですが、ちょっと諸事情ありまして。私、出遅れて今、到着いたしました。もう午後1時ですね。このイベントが3時半までということですので、もう2時間半位しか残っていません。出遅れてしまいましたが、今年も思う存分、アストラムラインまつり、楽しませていただきます。出発進行」

アストラムラインの車両基地を一般開放する恒例、アストラムラインまつり。
今年も私、野川がただただ祭りを楽しむ様子にお付き合いください。
会場には、このイベントでしか手に入らない廃部品やこの日に発売されたグッズも用意され、開場するやいなや皆さん、お目当てのグッズを目指して猛ダッシュ!
はたして私が欲しいグッズは残っているのでしょうか。
お昼を過ぎ、私のアストラムライン祭りがようやく開幕です。

【野川アナ】
「あ、そうだ。こちら見てください。アストラムラインまつりのチラシなんですが、左上これ。コラボ缶バッチの引換券ですよ。今日が11月24日なんですが、前日23日が「ひろでんの日」で、この2つの事業者がコラボした缶バッジを2日間とも来場した人先着500人に配ってくれるということなんです」

まずはコラボ缶バッジを求めて場内へ!

【野川アナ】
「あ!『終了しました』ということです。先着500人限定なんですよね。この大盛況を見るにですね、開場時刻より前に並んでいなければ、たぶんもらえなかったのではないかなと思います」

アストラムラインまつりは、大人も子供も楽しめるイベントが盛りだくさんです。
実車の運転台に座ることができるのはもちろん。
本物の運転台を使った操作体験もできます。
そのほかにも…

【野川アナ】
「あ!プラレールですよ。見えますか?高架を走っているのがアストラムラインですね。あら!」

縦3m横4mの鉄道のおもちゃのレールレイアウトには、アストラムラインに加えて広島エリアを走る車両も走っています。
おもちゃのアストラムラインの模型は販売されておらず、なんと、これ、ファンが改造した自作なんだそうです。
それにしてもよくできていますよね。

【野川アナ】
「ちょっとブルーのレールで高架から降りているところがありますが、あそこがちょうどこの長楽寺の車両基地ということになるのかな。手前にいるのが、あれが7000系ですね。
もう全部7000系に変わりましたけどね。その奥にもう1本止まってるのが、あれは最後まで走った6000系ですね。ありがとう6000系ということでラッピングがされてますが、そう考えるとだいぶ手の込んだプラレールワールド」

それではメイン会場の検車棟へ参ります。

【野川アナ】
「あ、すごい。LED発車案内表示機の記念撮影会。これは人気でしょう!急行大町行きなんて!行き先と種別の組み合わせを自由に出せる!」

駅の電光掲示板に好きな文字を出して記念撮影をすることができるこのブースは、アストラムラインまつりでは初出展です。
ということは、私も体験しないわけにはいかないでしょう!

【野川アナ】
「だから本当に『みなさんのおかげで』とか入れたいところですけど、12文字とすると」

考えに考えて完成した文章が…

【野川アナ】
「でんでんでん、じゃんじゃんじゃん!ということで、もう余すことなくこの枠を使わせていただきまして。皆様のおかげでてつたまが丸3年経ちまして、4年目に10月で入らせていただきました。本当にもうこの2文字(感謝)、ここに尽きます。
ぜひとも4年目のてつたまもよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。てつたま4年目出発進行」

そして車両基地隣のヌマジ交通ミュージアムで私を待っている方がいるということで向かいました。

【野川アナ】
「行きましょう。失礼します。こんにちは。お!こんにちは。あららららら!はい、皆さん。
アストラミちゃんです」

《アストラミちゃんお披露目》
「アストラミちゃーん」

アストラミちゃんは、今年のアストラムラインまつりで初めて私たちの前に登場しました。
7000系の車両をモチーフにした新しいキャラクターです。

【アストラミちゃん・広島高速交通社員・野川アナ】
「今まで6000系をモデルにしたアストラムラインくんが一手にその責任を担ってPRをしてきたわけですが、7000系に入れ替わったということで、そちらをモチーフにしたアストラミちゃんがデビューでございます。もう1回転もしてくれて。
ちなみに、アストラムラインくんとアストラミちゃんの関係はどうなるんですか?」
「言って大丈夫なん?大丈夫?恥ずかしくない?」
「あれ?ちょっとちょっと」
「ただの友達だそうです」
「なんで恥ずかしかったんですか。でもお兄ちゃんと妹とか、仲の良い2人ですよ~、とかではなく…」
《アストラミちゃん手を振って否定》
「もう違う、違うって、右手を今、一生懸命振っていますね、トラミちゃん」

トラミちゃんにはアストラムライン君にはない特技があるようで…

【アストラミちゃん・広島高速交通社員・野川アナ】
「踊る?」
「アストラミちゃん、踊れるの?踊ってくれるの?すごい、跳ねましたよ。アクロバティック」
「うわーすごい。身のこなしが軽い」

トラミちゃんもアストラムラインくんに負けない人気者になりそうですね。

そして最後にアストラムラインまつりに来た証を手に入れなければなりません。
再び検車棟へと急行します!

【野川アナ】
「このメカメカしさですよ。ご興味がない方は『なんだ、これは』という感じでしょうが、これらが集まって車両の運行を支えていたという廃部品たちです。一品一品ごとに値札も貼られて。『引く』と言われたら引くしかないですね。いきましょう」

《廃部品を操作して》
「あっ!聞こえましたか?今の軽いね、ポンという音、これですよ。もう1回引いていいですか?いきましょう、引きますよ!よいしょ」

《廃部品操作して》
「あっ…いい。いい」

廃部品に加えて、この日発売されたばかりの新商品もあって、悩みに悩んで私が選んだ相棒は…

【野川アナ】
「えー、お買い物をしてまいりました。お見せしたいと思います、こちらです。じゃーん、走り続けてくれた6000系の座席モケット生地を使ったスツール。小型のイスです。
この感じですよね~、あー」

およそ3000人が来場し、今年も盛り上がりを見せた、アストラムラインまつり。
私は、わずかな時間しか祭りを楽しむことができませんでしたが、大満足の一日となりました。

【野川アナ】
「大盛況ですね、アストラムラインまつり2025。私はやむを得ない事情で出遅れたんですけども。とは言え、相棒を我が家にお迎えすることになりまして、いい機会だったなと思います。アストラムラインまつり『2025』という名前が付いているということは、『2026』も期待していいんですかね。来年もこの楽しいイベントがあるということを信じて、今回行けなかった方もぜひ来年は足を運んでもらいたいと思います」

テレビ新広島
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