衆議院の定数削減を巡り、自民党が試算を行った結果、大阪は小選挙区で2議席少なくなる見込みであることを受けて、日本維新の会の吉村代表は「それでも構わない」と話しました。
衆議院の定数をめぐっては、自民党と日本維新の会が「1年以内に削減対象などの結論が出ない場合、小選挙区で25、比例代表で20議席減らす」といった内容を含む法案を今の国会に提出する方針です。
自民党が国勢調査の結果などを踏まえ試算を行ったところ、大阪では2選挙区が京都と兵庫でそれぞれ1選挙区が減る見込みであることがわかりました。
これについて、日本維新の会の吉村代表は「それでもかまわない」と話しました。
【日本維新の会・吉村洋文代表】「それぞれの党利党略を考えていると定数削減できないので、維新としても試算は出していない。当然、大阪でも減ることになるでしょう。それでもかまいません。どこかの政党にとって有利不利とか言い出すと絶対に（定数削減は）できない」
また比例のみ削減することに野党から反発を受けたことについては「比例のみのほうがシンプルスピーディーだと思っているが野党が言うことを聞くのも大事な要素だ」と話しました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月3日放送）
