北海道警察学校に勤務する40歳代の男性警部補が、13歳未満の女児2人にわいせつな行為をしたとして、停職6か月の懲戒処分を受けました。警部補は12月4日付で依願退職する予定です。
警察によりますと、警部補は9月6日、札幌市内の水泳施設のプールで遊泳中、面識のない小学生の女児2人の臀部付近を手で複数回触るわいせつな行為をしました。
施設関係者から「女児2人がプール内で体を触られた」と通報があり、事件が発覚。
警部補は12月3日付で不同意わいせつの疑いで札幌地検に書類送検されました。
警部補は容疑を認め「間違いありません。欲求を満たすためだった」と供述。
体力増進のため以前から施設に通っており、「ことし夏ごろから同じ現場で5、6回同じようなことをしている」とも話しているということです。
道警本部監察官室の佐々木博信室長は「被害者および関係者の方々をはじめ、道民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導教養を徹底し、倫理観の醸成と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。