(菅井貴子気象予報士が解説 午後5時40分現在)

◆3日(水)の積雪
 午後から新雪の所が増えてきました。
 層雲峡で34センチ、幌加内町で22センチです。 
 主要都市では稚内で19センチ、旭川で2センチとなっています。

◆3日(水)の気温
 前日に比べると寒く、
 北見市留辺蘂の最低気温はー11.1℃でした。
 日中も冷たい空気が残り、
 最高気温は、札幌で2,4℃のほか、
 倶知安は、-0.4℃と真冬日となりました。

◆予想降雪量(~あす朝)
 太平洋側でも、シーズン初の積雪となりそうです。
 特に、道東の山沿いで多く、
 斜里町、羅臼町、標津町、中標津町は最大25センチです。
 日本海側は風も強く、沿岸部はふぶくでしょう。
 札幌市内は、中央区で10~15センチ、市内最大で20センチです。

◆4日(木)の天気・気温
 日本海側は雪が続き、石狩北部から留萌地方にかけて、
 吹雪で見通しが悪くなりそうです。
 太平洋側やオホーツク海側の雪はやみますが、
 寒さは厳しいでしょう。
 最低気温は、札幌で-5℃、北見は-8℃、函館は-7℃です。
 最高気温も、全道的にマイナスで、
 札幌は―2℃と、今季初の真冬日となりそうです。
 
◆札幌の10日間予報 4日(木)~13日(土) 
 5日(金)から天気が回復し、気温が上がるでしょう。
 週末は雪解けが進み、足元も悪くなりそうです。
 来週前半も、強い寒気が流れ込み、
 札幌でまとまった積雪となれば、
 そのまま春まで解けない根雪になるかもしれません。
 冬の初めは、事故も多くなりますので、気を付けて下さい。

◆全道の週間予報 4日(木)~10日(水)
 5日(金)にかけて、日本海側は局地的な大雪となりそうです。
 一気に積雪が深くなると、そのまま根雪になるかもしれません。
 太平洋側やオホーツク海側では、寒さが厳しく、
 北見の最低気温は-10℃を下回りそうです。
 師走に入り、北海道の天気は厳しくなりますので、
 外出は時間に余裕を持つようにしましょう。

北海道文化放送
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