長野地方気象台は北部の山沿いと中野飯山地域では、12月4日未明から昼前にかけて、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒するよう呼びかけています。
日本付近は、4日にかけて冬型の気圧配置が強まり、関東甲信地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みだということです。このため、3日夜遅くから4日朝にかけて、北部の山沿いと中野飯山地域を中心に断続的に強い雪が降るでしょう。上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪の範囲を拡大する可能性があるということです。
■雪の予想
・3日午後6時から予想される24時間降雪量(多い所で)
長野地域山沿い 40センチ
長野地域平地 10センチ
中野飯山地域 40センチ
大北地域山沿い 30センチ
大北地域平地 15センチ
上田地域の菅平周辺 15センチ
上田地域の菅平周辺を除く地域 5センチ
松本地域の聖高原周辺 10センチ
松本地域の聖高原周辺を除く地域 5センチ
乗鞍上高地地域 15センチ
木曽地域 10センチ
下伊那地域 5センチ
長野地方気象台は北部の山沿いと中野飯山地域では、4日未明から昼前にかけて、大雪や路面の凍結による交通障害に警戒するよう呼びかけています。また、北部では、落雷や突風にも注意してほしいということです。