札幌市東区で、別人の顔写真を掲載したマイナンバーカードが交付されていたことがわかりました。

 札幌市によりますと、2025年9月、東区戸籍住民課で、マイナンバーカードの特急発行申請を行った男性に対し、誤って別人の顔写真を掲載したカードを交付しました。

 男性は7月にカードの紛失による再交付を申請。顔写真データをメールで送付しましたが、迷惑メールフォルダに振り分けられ、届いていないと判断した職員が再送を依頼しました。


 その後、同時期に届いた別人のメールを男性のものと誤認し、別人の顔写真データを使用して申請処理を行ったということです。

 11月19日、届いたカードを確認した男性から「自分の写真ではない」と指摘があり、写真の取り違えが判明しました。

 札幌市は「ご迷惑をお掛けした方に深くお詫びする」とし、事務手順の見直しなどで再発防止に努めるとしています。

北海道文化放送
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