シーズンを終えた明治安田サッカーJ2ブラウブリッツ秋田が2日、今シーズンの戦いを報告しました。

秋田市で開かれたブラウブリッツ秋田のシーズン報告会には、スポンサー企業などが参加しました。

J2参入5年目の今シーズンは、11勝17敗10分けで20チーム中14位と過去最低で終えました。

一方で、ホーム最終戦の仙台戦ではクラブ史上最も多い1万3172人の観客を集めたほか、1試合平均の観客動員数は4953人と過去最高を記録しました。

吉田謙監督は来シーズンもチームを指揮します。

ブラウブリッツ秋田・吉田謙監督:
「スポーツの力で秋田県を一つのチームにして勝ちにいく。僕はできると思います。これからも引き続き、応援よろしくお願いします」

ところで、Jリーグライセンス取得の条件となっているスタジアム整備について、秋田市は「新設」に舵を切る方針です。

報告会では、鈴木知事が「選手たちが頑張って勝ち切ってくれたように、今度は私たちがスタジアム整備というものに向けて、官も民も本当の意味で一体となって向かっていかなくてはならない。今そういう時に来ていると思う」と呼びかけました。

知事の発言を受けて、秋田市の沼谷市長も急きょ会場に駆け付け「県・市・クラブの限界がある。限界をどう超えるか、皆さんの知恵を借りたい」と話しました。

ブラウブリッツの新体制は、年明け1月上旬に発表され、2月に始まる特別な大会に臨みます。

秋田テレビ
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