大阪の造園工事会社が、架空の外注費を計上するなどして、法人税など約1億円を脱税していた疑いがあることが分かりました。
大阪市平野区の造園工事会社「タケヒロテック」は、下請け業者への架空の外注費を計上して所得を少なく見せかけるなどして、おととしまでの3年間で約2億7000万円の所得を隠した疑いがあるということです。
大阪国税局は「タケヒロテック」が法人税と消費税・計約1億800万円を脱税した疑いで、会社と釜野健社長(69)を大阪地方検察庁に告発しました。
「タケヒロテック」は大阪府内の公共工事なども請け負っていて、大阪国税局によると脱税で不正に得た金は主に現金で隠し持っていたということです。