労働団体の連合は、2026年の春闘で「5%以上」の賃上げを要求することを正式決定しました。
連合・芳野友子会長:
物価が上がっていくなら、賃金も上がっていかないといけません。(物価と賃金の)釣り合いが取れなければ経済は縮小し、「失われた30年」に逆戻りしてしまう。
連合は中央委員会を開き、2026年の春闘で大手企業を含む全体の賃上げ率を「5%以上」要求することを正式に決めました。
「5%以上」の要求は3年連続で、中小企業については全体より1%上乗せした「6%以上」を要求し、企業規模による格差の是正を図ります。
連合に加盟する労働組合はこの方針をもとに、2026年に企業側に要求を行い、労使交渉が本格化する見通しです。