今年も残り1カ月。新潟県佐渡市羽茂地区では、来年の干支“午”をモチーフにした土鈴づくりが始まりました。
土鈴とは粘土を焼いて作る縁起物の鈴のことで、佐渡市に住む陶芸家・葛原正巳さんは新年の干支を題材にした作品を毎年制作。
佐渡産の土を使って焼き上げから絵付けまでを1人で行っています。
焼き上げた粘土に繊細な筆さばきで色や模様が付けられ、世界に一つだけの土鈴が続々と仕上がっていました。
【陶芸家 葛原正巳さん】
「自分が描きたいイメージになるように(作る)。見てくれた人がほっとしてくれればいいかなと思う」
葛原さんは年内に約200個の土鈴を制作する予定です。